熱いまま冷蔵庫に食べ物を入れてはダメ!リスクや粗熱の取り方を解説

カレーなどたくさんの料理を作った時、アツアツのまま冷蔵庫に入れて保存していませんか?

  • 熱いまま冷蔵庫に入れてもいいのかな?
  • 粗熱を取ってからというけれど、どのくらい冷ましたらいいかわからない

熱いまま料理を冷蔵庫に入れると、故障や料理が傷みやすくなる危険があります。

私はカレーや炊きたてのご飯など、タッパーに入れて熱いまま冷蔵庫に入れてしまっていました。

料理が傷まないように、早く冷蔵庫に入れたほうがいいと思ってしまいがちですが、熱いまま冷蔵庫に料理を入れると逆に傷んでしまう危険性もあります。

この記事の内容
  • 熱いまま料理を冷蔵庫に入れる危険性
  • 食中毒を起こす危険性や特に注意の必要な食材
  • 粗熱を取る方法

さっそく、熱い料理を入れる危険性を詳しく見ていきましょう!

小分けにすることで早く粗熱を取ることができます。

タイボの保存容器はしっかり密閉されるため液体漏れの心配もなく、清潔に保管することができます♪

目次

熱いまま冷蔵庫に食べ物を入れるリスク4選!

できたての料理を熱いまま冷蔵庫に入れてはいけない理由は4つあります。

  1. 冷蔵庫が故障しやすくなる
  2. 冷蔵庫の電気代が高くなってしまう
  3. 料理が傷みやすくなる
  4. 周りの食材も傷んでしまう

料理が傷みやすくなるだけではなく、冷蔵庫に影響があるの?

それぞれのリスクについて詳しく見ていきましょう。

①冷蔵庫が故障しやすくなる

熱いまま冷蔵庫に入れると、必要以上に負荷がかかってしまい、故障しやすくなってしまいます。

熱い料理を冷蔵庫に入れると湯気が水分に変わって庫内に霜が付きます。

冷蔵庫は庫内の水分を排出ドレインから受け皿に排出し、本体の熱を使って気化しています。

そのため、湯気や蒸気によって霜がついて余計な負荷がかかると、冷蔵庫が故障しやすくなってしまいます。

料理の熱で冷蔵庫が故障しやすくなるとは知らなかったのでびっくりしました。

②冷蔵庫の電気代が高くなってしまう

熱いまま冷蔵庫に料理をいれると、電気代が高くなってしまいます。

熱い料理を入れると、庫内の温度を一定に保とうとたくさん冷やすため電気を多く使うためです。

電気代が高くなるなんて考えもしなかった

なんとなく、熱いものを入れるのはよくないと思っていましたが、冷蔵庫の故障や電気代が高くなる原因になるとはおもいませんでした。

熱いまま料理を入れると、冷蔵庫への影響以外にも料理にも影響があります。

③料理が傷みやすくなる

熱い料理に湯気が出たままラップをしてしまうと、腐敗やカビが繁殖してしまい料理が傷みやすくなってしまいます。

これは、湯気が出たままラップをすることで水蒸気などの余分な水分が料理や食材についてしまうためです。

お弁当なども熱いままフタをしてはいけないといいますよね。

水蒸気に水分が料理が傷んでしまう原因になっていたなんでびっくりですね!

④周りの食材も傷んでしまう

熱いまま冷蔵庫に入れると、周りにある食材も傷みやすくなってしまいます。

冷蔵庫に入れていたのに料理や食材が傷んでいたなんてことはないでしょうか。

もしかすると、熱いまま料理を入れてしまって影響を受けてしまっていたのかもしれません。

また、冷蔵庫に入れていたから大丈夫と傷んでいることに気づかずに食べてしまうと食中毒を起こしてしまう危険性もあります!

食中毒になったら大変

冷蔵庫に入れていても食中毒になる原因や特に危険な食材について詳しく見ていきましょう。

熱いまま冷蔵庫は食中毒の原因に?理由を解説

料理を熱いまま冷蔵庫に入れてしまうと、料理や周りの食材が傷んでしまい食中毒の原因となってしまいます。

食中毒の原因菌は20℃〜50℃で繁殖しますが、特に35℃〜37℃では活発に増殖していまいます。

熱いまま冷蔵庫に入れると、原因菌が活発に増殖する35℃〜37℃が保たれてしまうため、食中毒を起こしてしまう危険があります。

また、周りの食材の傷みも早くなってしまう危険性もあり注意が必要です。

冷蔵庫に入れていたのに、料理や食材が傷んでしまっていたなど、熱いまま冷蔵庫に入れていたことが原因の場合もあります。

特に影響を受けやすい食材などあるのかな?

どのような食材に特に注意が必要なのか見ていきましょう。

影響の出やすいもの

特に、牛乳やチーズなどの乳製品は傷みやすいため注意が必要です。

  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • チーズ
  • バター
  • マーガリン
  • 生クリーム

また、水分の多い煮物などの料理も危険性が高いため、特に注意が必要です。

カレーの作り置きも危険かな

カレーは寝かせたほうがおいしいと多めに作っている方も多いのではないでしょうか?

カレーも温かいまま冷蔵庫に入れると危険があります。

カレーを温かいまま冷蔵庫にいれるのも危険!

一気にたくさん作ってしまいがちなカレーですが、温かいまま冷蔵庫に入れてしまうと危険な料理です。

とろみのあるカレーは冷めにくく、冷蔵庫で急激に冷ましても中心部は温かいままの場合が多く、雑菌が繁殖しやすいのです。

先程も説明した通り、雑菌が繁殖すると食中毒の原因になってしまう場合もあるのでしっかり冷ます必要があります。

どのくらい冷めれば冷蔵庫に入れてもいいのかな?

粗熱が取れたら冷蔵庫に入れるとよくいわれていますが、そもそも粗熱とは何度くらいなのか疑問に思ってしまいますよね。

粗熱や粗熱の取り方について詳しく見ていきましょう!

粗熱とは

粗熱とは、出来立てアツアツの状態で手で触ることができないほど熱い温度です。

具体的にはできたてから、人が熱いと感じる40℃くらいを粗熱と呼べる範囲ではないでしょうか。

触れないほどの熱さを粗熱というのね!

私もなんとなく温かいまま冷蔵庫に入れるのはだめと思っていましたが、触って熱いと感じるかだと判断がしやすいですね♪

粗熱はどうやって取ったらいいのかな?

冷蔵庫に入れるときだけでなく、料理の最中でもよくいわれる「粗熱を取る」ですが、詳しい粗熱の取り方って意外と知らないですよね?

次は詳しく知らない、粗熱の取り方を4つご紹介します!

粗熱の取り方4選!

簡単に粗熱を取る方法には、以下の4つがありますよ♪

  1. 鍋ごと保冷剤や氷水で冷やす
  2. 風を送る
  3. かき混ぜる
  4. 平らな容器に入れたり、小分けにしたりする

それぞれの粗熱の取り方を詳しく見ていきましょう。

①鍋ごと保冷剤や氷水で冷やす

ボウルなどに水と氷や保冷剤を入れ、鍋ごと氷水につけることで早く粗熱を取ることができます。

氷が溶けてぬるくなると雑菌が繁殖してしまう恐れがあるので、定期的に氷水を交換してください。

この方法なら鍋ごと冷やすことができるので、簡単に粗熱を取ることができそうですね♪

②風を送る

うちわで扇いだり、扇風機で風を送ることで、料理の温度を素早く下げることもできます。

酢飯を作るときに水分でベチャベチャにならないよう、うちわで扇いで冷ますなど昔から使われている方法です。

ホコリが舞って、料理に入らないように注意してください

③かき混ぜる

とろみのある料理はゆっくりとかき混ぜることで、粗熱を取ることができます。

カレーなどとろみのあるものは、最初に説明した通り、中の温度がなかなか下がらないため、かき混ぜる方法がおすすめです。

他の方法と併用することで、さらに早く粗熱を取ることができます!

④平らな容器に入れたり、小分けにしたりする

鍋に入れたまま一気に冷ますよりも、平らな容器に小分けにするほうが早く粗熱を取ることができます。

熱は表面から取れていくため、小分けにすることで中心部まで早く冷ますことができます。

私もカレーなどは1人分ずつ小分けにして保存しています。1人分だけ食べたいときなど便利ですよ♪

粗熱をとって冷ますには放置しておくしか無いと思っていましたが、色々な方法があるので、料理に合わせて試してみたいと思います♪

また、それぞれの方法を組み合わせることで早く粗熱を取ることができるので、こちらも試してみます!

温かいまま冷蔵庫に入れるのは危険なので、しっかり粗熱を取るようにしましょう!

まとめ

  • 熱いまま冷蔵庫に料理を入れると、負荷がかかってしまい故障しやすくなる
  • 冷ますため、電気を多く使い電気代が高くなってしまう
  • 湯気による水分で、腐敗やカビが増殖し料理が傷んでしまう
  • 周りにある料理や食材も傷みやすくなる
  • 傷んでしまうと、食中毒の原因となってしまう
  • 特に乳製品は傷みやすいため注意が必要
  • 粗熱とはできたてアツアツの状態で、手で触ることができない温度
  • 粗熱を取るには「保冷剤や氷水で冷やす」「風を送る」「かき混ぜる」「平らな容器に入れたり、小分けにしたりする」方法がおすすめ

熱いまま冷蔵庫に料理を入れるリスクや粗熱の取り方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

なんとなく熱いままでも大丈夫かなと熱い料理を冷蔵庫に入れてしまうこともありましたが、冷蔵庫への影響や食中毒になる可能性もあると知り、気をつけようと思います!

この記事が、熱い料理を冷蔵庫に入れていいか悩んでいる人の役立つと嬉しいです。

アツアツの料理を早く冷ますなら、小分けにするのがおすすめです。

タイボの保存容器ならまるごと電子レンジ対応なのでフタをしたため温められて便利ですよ♪

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