一人暮らしのバナナ保存は冷蔵の野菜室へ!食べごろは?朝食にも最適

バナナの保存期間に対してこんな不満はありませんか?

  • 一人暮らしだと食べきる前に熟しすぎてしまう
  • 食べごろのまま保存する方法を知りたい!

バナナが熟しすぎるのを防ぐには、基本はキッチンラップの使用と冷蔵庫の野菜室保存がおすすめです!

毎朝バナナを食べている私が、長持ちさせる方法を紹介します。

栄養価が高くて皮をむく必要のないバナナは、一人暮らしの方が摂取しやすい果物としてもおすすめです。

今回ご紹介する方法で実際に検証したところ、14日間保存できましたよ♪

この記事の内容
  • 長持ちさせる保存方法とその期間
  • 食べごろの目安や購入するときのポイント
  • 朝ごはんにおすすめな理由

一人暮らしの方がバナナをより食べやすくなるような情報を解説してますので、ぜひ参考にしてくださいね!

バナナをより新鮮な状態で長持ちさせたいなら、野菜鮮度保持袋がおすすめです!

洗って繰り返し使うことができる点も便利ですよ。

目次

一人暮らしのバナナ保存は冷蔵の野菜室へ!保存期間も

バナナは常温で好みの食べごろまで熟成させたら、野菜室に移して保存するのがおすすめです。

野菜室での保存期間:10日~14日程度(野菜室の開閉状況にもよります)

バナナは13.5℃で熟成が止まります。野菜室の温度は3~8℃。野菜室に入れることで熟しすぎるのを防ぐことができるんです!

14日間長持ちするようになったら、一人暮らしの方も買いやすくなるのではないでしょうか♪

私もバナナを野菜室に入れるようにしてから、夏場の日持ちの仕方が変わって、バナナのために何度も買い物に行くこともなくなりました。

ただし野菜室に丸ごとバナナを入れるのではなく、低温で保存する際には気をつけるポイントがあります。

それでは、野菜室でバナナを保存する際のポイントを説明していきますね!

保存する際のポイント
  • キッチンラップにくるむ
  • 一本ずつ分解してくるむ
  • 低温障害に気をつける

ポイント① キッチンラップにくるむ

バナナは「エチレンガス」という植物ホルモンを発生し、追熟を促しています。キッチンラップにくるんで追熟をとめましょう。

このガスは、周りの野菜や果物の成長にも影響を与え追熟を促してしまいます。

したがって、バナナの近くに他の果物を置いていると、「追熟が進む=痛むのが早くなってしまう」のです。

特にバナナは、柄の部分からエチレンガスを出しているので、柄の部分もしっかりとラップでくるむようにしましょう。

初めて一人暮らしをする方は、どの野菜や果物がエチレンガスを放出しているか気にかけてから野菜室にしまうといいですよ。

このことを気にしてあげるだけでも野菜や果物の日持ち日数が変わってきますよ。

ポイント② 一本ずつ分解してくるむ

エチレンガスはバナナ同士でも影響を受けています。そこでおすすめは、房から外して1本ずつラップでくるむことです。

一本ずつ外すことで、バナナ自身の重さで一点集中してつぶれて、そこから傷んでしまうのを防ぐこともできますよ。

写真のようにラップの角にバナナを置いて端からななめにくるんでいくと隙間なく、くるむことができます。


ポイント③ 低温障害に気をつけて黒ずみを予防する

ラップを巻いたバナナは、さらに「ビニール袋」に入れるなどして冷気が直接当たらないようにしましょう。

バナナは熱帯のフルーツです。寒さに弱く、13℃以下の冷蔵庫に入れると追熟が止まるだけでなく、低温障害で皮の細胞が壊れて皮が黒く変色します。

冷蔵庫に入れたら皮が黒くなるのが気になるけど、食べられるの?

皮が黒くなっても果肉に問題がなければ食べられますが、黒ずみを予防したければ冷やしすぎに気をつけてあげるといいですよ。

また、バナナは急激な温度の変化で、下の写真のように乾燥して皮が割れてしまうことがあります。こうなることを防ぐためにもバナナが冷えすぎないようにしましょう。

私はラップにくるんだバナナを念には念をということで「エチレンガス減少効果」のある野菜鮮度保持袋に入れています。

以上の3つのポイントに気をつけてあげると、バナナがより長持ちしますよ。

ところで一人暮らしの場合、野菜室のない冷蔵庫を使っている方もいると思います。

野菜室がない場合のバナナの保存方法を保存期間も含めて説明しますね。

常温保存をする場合のポイントと保存期間

常温での保存期間は【夏】3日ほど、【秋冬】7日ほど可能です。

常温保存する場合の保管で気を付けるポイントは以下の通りです。

  • 常温保存に適した温度は15~20℃
  • 風通しの良い場所におく
  • バナナの接触面からの傷みを防ぐために、フックやひもでつるしておく
  • バナナを山型に置いて保存することもおすすめ

夏場の常温保存はおすすめしません。すぐに熟しすぎてしまって、虫もよってきます。

夏場は野菜室、冷蔵室、冷凍庫のどれかに保存するようにしましょう。

秋冬なら温度によっては7日ぐらい常温保存することも可能ということです。

冷蔵室保存をする場合のポイントと保存期間

冷蔵室での保存期間:10日~14日程度(冷蔵室の開閉状況にもよります)

野菜室のない冷蔵庫を使っている方は、冷蔵室にバナナをしまいましょう。

ただし冷蔵室の温度は2℃~6℃。野菜室よりもさらに低温障害に気をつけてあげる必要があります。

常温で好みの食べごろまで熟成させたあと、一本ずつ分解して、キッチンラップで柄の部分を含んでしっかりくるむ手順は変わりません。

ラップにくるんだあとは、ビニール袋ではなく、新聞紙や保冷バッグなどを利用して冷気をより防ぐようにしましょう。

冷凍保存をする場合のポイントと保存期間

冷凍庫での保存期間:約1か月(皮をむいた状態です)

野菜室や冷蔵室よりもさらに長期保存したい場合は、冷凍庫に保存しましょう。

この場合も、まず常温で好みの食べごろまで熟成させるのは変わりません。

好みの食べごろに熟成させたのち、冷凍保存の場合は、食べるときに皮をむくのが大変なので「皮をむいてから」冷凍するのがおすすめです。

皮をむいたあとの冷凍方法
  • 丸ごと冷凍する
  • 輪切りにしてから冷凍する
  • つぶしてから冷凍する

皮をむいたバナナを冷凍保存する方法は上記のように色々ありますが、解凍後の用途に合わせた冷凍の仕方を選ぶといいでしょう。

どの方法の場合も果肉が黒ずむのを防ぐために、皮をむいたらすぐにラップでくるんで、空気を抜いて冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫にしまいましょう。

冷凍バナナの解凍方法

冷凍したバナナを解凍するときにはどうしたらいいの?

バナナは全解凍すると水分が出て食感が変わるので、おいしくありません。

凍ったままアイス代わりにしたりスムージーにしたり、半解凍でお菓子作りに利用するのがおすすめです。

バナナのおすすめの食べごろと腐っているときのサイン

バナナは熟すと表面に黒い斑点が出始めますが、これは傷んでいるわけではなく「シュガースポット」と呼ばれるおすすめの食べごろの合図です。

バナナのおすすめの食べごろは、それぞれの好みによって変わってきます。私はちょっと固めくらいが好み。

シュガースポットを目安に常温で好みの食べごろまで成熟させたら、紹介した保存方法を試してみてくださいね。

おすすめの食べごろと言われても、傷んでるいるかどうかの違いがよく分からなくて…

バナナが腐ったときの状態を知っていれば大丈夫ですよ!

腐っているのかどうかの見分け方とお店で買う場合の注意点もご紹介しますね。

腐ったバナナと熟したバナナの見分け方

バナナは見た目とにおいで腐っているかどうかを判断することができます。

腐っているときの状態
  • 白っぽいカビがはえている
  • 手で持ったときに果肉がぶよぶよしている
  • 甘い香りではなく、酸っぱいにおいがする

紹介した冷蔵保存で食べきれればいいのですが、もし腐らせてしまったらビニール袋などに入れてきつく縛ってから捨てるようにしましょう。

購入する際の注意点

バナナを購入する際は、山なり状態にひっくり返して、丸みのある部分が傷み始めてないかを確認してから買うようにしましょう。

バナナはたいてい丸みのある部分が下向きにして売られています。

長時間この状態が続くと下の接触面が傷んできてしまうことがあるので注意しましょう。

また一人暮らしの場合には、最初のうちは買い物の頻度に合わせて何本入りのバナナを買うかを考えるといいですよ。

一人暮らしの朝ごはんにバナナがおすすめな理由

バナナは、安くて、栄養満点で、包丁を使う必要がなく、一年中食べられるため一人暮らしの朝ごはんにおすすめです。

バナナを朝ごはんにおすすめする理由は一人暮らしでの食べやすさだけではありません。バナナを食べることで得られる効果を解説しますね。

バナナを朝に食べるのがおすすめな理由

実はバナナを食べると幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。

しかもこの「セロトニン」は時間をかけて変化していって、夜には睡眠を促す「メラトニン」になるんです。

バナナには、なんとセロトニンを生み出すのに必要な「トリプトファン」に加えて「ビタミンB6」も含まれています。

このトリプトファンは体内で生成できないので、食事からとる必要があります。

参考:山形県厚生連

つまり朝バナナを食べることは、気分や感情をコントロールして心の安定を保つことができますし、時間がたって夜になると安眠効果も得られるので、おすすめなんです!

お手軽バナナレシピ

手軽で、健康にもいいバナナ。一人暮らしの場合はそのまま食べても楽ですが、ひと工夫してもほとんど負担なく食べることができますよ!

私が実際に毎日食べている朝ごはんを紹介しますね。

バナナ&プロテインヨーグルト

材料を好きな分量だけ入れてスプーンで混ぜるだけなので楽ちんです♪

  • 材料
    • バナナ1本
    • ヨーグルト
    • プロテイン
    • オリゴ糖

本当に急いでいる朝は、私はこのバナナヨーグルトにシリアルを入れて、トマトジュースをお供に朝ごはんをすませています。

だんだん冷えてくる今の時期には、バナナヨーグルトをレンジで30秒ほどあたためてから食べるようにしています。

他にもバナナを温めて食べると栄養がアップするって知っていますか?合わせて読んでみてくださいね♪

まとめ

  • 一人暮らしでバナナが食べきれないときは、常温で好みの食べごろまで熟成させて、野菜室に移して保存するのが一番おすすめ
  • 冷蔵保存する際には、バナナを一本ずつ分解して、キッチンラップにくるみ、黒ずみなどの低温障害に気をつける
  • 一人暮らしなどで野菜室のない冷蔵庫を使っている場合は、冷蔵室や冷凍庫での保存も可能、秋冬なら常温保存も可能
  • おすすめの食べごろは「シュガースポット」という黒い斑点で判断する
  • 腐ったバナナは見た目とにおいで判断できる
  • 朝バナナを食べると、幸せ気分と安眠効果が得られる

いかがでしたか?今回は特に一人暮らしの方向けにバナナを長持ちさせる方法をご紹介しました。

バナナを毎日食べたい方で買い物回数を節約したい方は、まとめ買いして冷蔵保存をぜひ試してみてくださいね。

バナナをより新鮮な状態で長持ちさせたいなら、野菜鮮度保持袋がおすすめですよ!

冷蔵だけでなく冷凍保存にも使うことができるのもうれしいですね。

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