包丁でかぼちゃを切るとき、こんなことに困ったことはありませんか?
- 硬くて包丁が入らない
- 包丁が抜けなくなってしまった
- 刃こぼれしてしまった
今ある包丁の確認をし、切れるならレンジを活用する。切れなければ、かぼちゃを切るための「かぼーちょう」を手に入れましょう。
私は、包丁の種類が適していなかったので、かぼちゃを切ったときに刃こぼれして、買い替えることになってしまいました。
適した包丁や正しい切り方を知らないと、私のように余計な出費が増えてしまうかも…
- 今ある包丁の種類を確認!おススメは菜切包丁(なきりぼうちょう)
- かぼーちょうと片刃・両刃の違い
- レンジを使った無理のない切り方
硬いかぼちゃも無理なく切れる方法を調査したので、ぜひ参考にされてみてくださいね!
かぼちゃを切る時に、刃が抜けなくなって困っているあなたに、硬いものを切るためのかぼーちょうはどうでしょうか?
持ち手も握りやすく、刃先も丸くなっているので安全に少しの力でかぼちゃを切ることが出来ますよ♪
かぼちゃを切る時の包丁の種類は?今ある物の確認を!
かぼちゃを切るおすすめの包丁は菜切包丁です。家にない、という方は「かぼーちょう」の購入もおすすめです!
まずは、今ある包丁でかぼちゃが切れるのか確認しましょう
ここでは、包丁の種類ごとの特徴を説明しますので、家にあるのはどんなものか確認してみてください。
- 菜切包丁(なきりぼうちょう)
- ステンレス
- セラミック
- 鋼材
おススメのかぼーちょうについてはこちらで詳しく説明しています。
まずは、おすすめの菜切包丁の説明からいきますよ!
菜切包丁(なきりぼうちょう)とは
「菜(野菜)を切る」の漢字通りの包丁です
「なきりぼうちょう」「なっきりぼうちょう」など読み方はさまざまで、昔からある日本の伝統包丁のひとつになります。
独特な長方形の形をしていて刃も薄く野菜をつぶさないので、キャベツやネギの千切りがしやすくふんわり切れるのです!
適度な重さがあるので、かぼちゃのように硬い食材も使い方を工夫することなく、サクッと切れるのが魅力!
菜切包丁の刃は反りがなく、直線になっているのでまな板に垂直に下ろすだけなので初心者でも使えるのでおススメですよ。
私は野菜を切るための包丁があることを知りませんでした。キャベツの千切りをよく作るのでとても魅力的ですね。
ステンレス素材
手入れがしやすく衛生的に使えるオールステンレスは人気ですね
しかし、硬い食材を切るときは滑りやすく危ないのがデメリットです。
反対に、木の持ち手になっているステンレスは硬い食材を切る時でも滑りにくいのがメリット!
木の持ち手のデメリットとしては、つなぎ目に細菌が繁殖しないように使用後はしっかり乾燥させるなどの手入れが必要なことです。
かぼちゃを切るときはコツが必要になってしまう包丁ですね。
昔ながらの砥石を使った研ぎ方はコツがいるため、初めての方には想像しているより難しいのです。
最近は、誰でも簡単に研ぐことが出来る「シャープナー」というものがあるので、初めての方におススメですよ♪
セラミック素材
セラミックは金属ではないので、軽くて錆びないのがメリット
デメリットは軽いので、硬い食材を切るのが難しく、刃が欠けてしまうことです。
無理に硬い食材を切ろうとして刃が抜けなくなってしまい、ケガをする危険があるのでやめたほうがいいですね。
あまり料理しないけど、とりあえず包丁を探している人におススメ
鋼材
鋼材のメリットは切れ味の良さと研ぎやすさです
デメリットは錆びる性質を持っているので、使った後はすぐに水気を取らなければならず、気を遣う包丁だという事です。
鋼材の包丁は、プロの料理人しか使っていないイメージですが切れ味も良く、長く使えるなら1本は持っていたいですね。
切れ味が良くかぼちゃも切れそうですが、ステンレス素材の包丁と形が同じなので、コツがいるかもしれません。
かぼちゃを切るには菜切包丁がおススメと言いましたが、ない方は次でかぼーちょうの説明をしますので、手に入れてみてください。
かぼちゃを切る包丁の選び方は?両刃がおすすめの理由
菜切包丁の次におススメなのが、かぼーちょうです
- かぼーちょうとは
- 片刃と両刃の違い
- 持ち手は自分に合ったサイズを
これを読んで、「菜切包丁」と「かぼーちょう」自分に合ったものを選んでみてくださいね♪
かぼーちょうとは
硬い野菜、根菜類を弱い力でスパッと切ることができる包丁です
持ち手の部分は他の包丁と違い、高く設計されていることで力点が高い位置にあるので、まな板に対して角度が付き、上から力を入れやすい作りになっています。
かぼちゃを切るための包丁があるなんて驚きました!収納場所があれば持っていたい包丁の1つですね。
片刃と両刃の違い
包丁の刃には「片刃」と「両刃」の2種類があります。
- 片刃・・「レ」のようにどちらかに刃が付いている
- 両刃・・「V」のようにどちらにも刃が付いている
「片刃」は右利きの人、左利きの人と包丁を使える人が決まってしまいます。
特に左利きさんがいる家庭は両刃がおすすめです!右利き用の片刃の包丁はとても切りにくいのです。
私自身が左利きなので、包丁は両刃を使用しています。逆に片刃があることを知りませんでした(笑)
持ち手は自分に合ったサイズを
包丁の持ち手部分も自分の手のサイズに合ったものを選ぶといいですよ。
- 持ち手部分に水が入って錆びるのを防いでくれる「口金」が付いたもの
- 刃と持ち手が一体になっていて錆びない「オールステンレス」のもの
先ほども説明しましたが、オールステンレスは普通の持ち手に比べ、滑りやすいので注意が必要です。
- 扱いやすさを重視するなら、お手入れ簡単なステンレスやセラミック
- 研ぎ方に自信があり切れ味を重視するなら、鋼材がおススメ
私はオールステンレスの包丁を使っているのですが、少し力を入れて切るときは滑ってしまうので、布巾で巻いて切っています。
どんな包丁でかぼちゃを切れるのか分かったら、次に切り方を説明しますね。
かぼちゃは包丁とレンジを使って無理ない切り方を
かぼちゃはレンジで加熱すると切りやすくなりますよ
レンジで加熱することで柔らかくなり、包丁へのダメージが少なく済んじゃうのです!
- 包丁だけで丸ごと1個から1/4にする切り方
- レンジで丸ごと1個加熱する切り方
- レンジで半分や1/4を加熱する切り方
- かぼちゃの栄養素
かぼちゃには、女性に嬉しい栄養素がたっぷり入っているのです!こちらで説明しています。
それでは、切り方を見ていきましょう!
包丁で丸ごと1個から1/4にする切り方
ヘタの上から切ろうとしたら、とても硬くて難かしかった!
ヘタの上から切るのはNGです!硬くて危ないので避けましょう。
ヘタを包丁の刃元でくり抜いたほうが切りやすいですが、かなり力が必要になってしまうので無理は禁物!
ヘタからずれた場所に包丁の中央部分を当て、均等に力を入れて切る。
この時、まな板がずれないように下に濡れ布巾を置くと切りやすいですよ♪
刃先だけを刺してしまうと包丁が抜けず、切りづらいので注意してくださいね。
ヘタの近くに包丁の刃先を入れ、1/4に切る。
種とワタをスプーンですくい取り、使う分だけきれいに洗い、軽く拭いて料理しましょう。
使わない分はキッチンペーパーをワタを取った部分に丸めて入れ、ラップをして冷蔵庫で保存してくださいね。
かぼちゃは加熱すると日持ちしないので、使う分だけ加熱し、すぐに使いきるようにしましょう。
レンジで丸ごと1個加熱する切り方
レンジから取り出すときはやけどに注意しましょう
かぼちゃを洗い水気を軽く拭き取り、ヘタを上にして耐熱皿に置き、レンジで加熱する。
ヘタがない方を上にまな板に置き、かぼちゃの真ん中に包丁の刃先を入れ手前半分を切る。
包丁が入りにくい場合は、様子を見ながらレンジで10秒ずつ加熱してみてくださいね。
かぼちゃの向きを前後入れ替え、同じように刃先を入れ1/2に切る。
かぼちゃは加熱してしまうと傷むのが早いので、丸ごと1個使いきれる料理のときだけをおススメします。
レンジで加熱する切り方を実際にやってみたかったのですが、丸ごと1個売っているお店が私の地域にはありませんでした(涙)
次に、使いきれる半分や1/4をレンジで加熱する切り方を説明しますよ。
レンジで半分や1/4を加熱する切り方
加熱する前に種とワタを取っておくのがポイント!
種とワタを取り除き、ラップで包み耐熱皿に置き、レンジで加熱する。
包丁が入りにくい場合は、様子を見ながらレンジで10秒ずつ加熱しましょう。
作る料理に合わせて切り、加熱しているので早めに使い切ってくださいね!
レンジで加熱して柔らかくなっているので、切りやすく調理時間が短縮できるので一石二鳥ですよね。
そしてかぼちゃには、女性に嬉しい栄養がたくさん含まれていることが分かったので、説明します。
かぼちゃに含まれる栄養素
かぼちゃには免疫力アップ・肌の健康を守り老化防止ができる・むくみや便秘が改善するほど栄養価が高いのです!
女性に嬉しい栄養がたくさんあるのね
かぼちゃを摂取した効果ごとに、どの栄養素が良いのか説明しますね。
- 免疫力がアップする
- 肌の健康を守り老化防止できる
- むくみが改善する
- 便秘が改善する
効果①免疫力がアップする
かぼちゃに含まれるビタミンA・C・Eは免疫に重要な栄養素になります。それぞれの効能を説明します。
- ビタミンA・・細菌やウイルスの侵入を防いでくれて、粘膜の乾燥を防ぐ
- ビタミンC・・細菌から体を守ってくれる白血球の機能を高める
- ビタミンE・・抗酸化作用があり、免疫力低下に繋がる活性酸素を取り除く
必要な量を摂ることで、免疫システムを正常に戻すのを助ける働きがありますよ。
ビタミンA・Eは脂溶性ビタミンとも呼ばれていて、油と一緒に摂ることで吸収率が高まるので、脂身の多いひき肉と一緒に調理すると効率よく栄養を摂取出来ます。
効果②肌の健康を守り老化防止できる
ビタミンAは肌を乾燥から守ってくれ、ビタミンCはコラーゲンを作るのに欠かせない栄養素になります。
とくにかぼちゃは、普段食べる頻度が高いバナナの約2.7倍、りんごの約11倍ものビタミンCが含まれているのです!
かぼちゃを切る手間はありますが、果物より多くコラーゲンを摂取できるのは嬉しいですね♪
免疫力低下に繋がってしまう活性酸素は老化の原因にも繋がるのですが、ストレス・タバコ・紫外線・大量飲酒で増えていきます。
それを防いでくれるのが「若返りビタミン」と呼ばれる、抗酸化力が強いビタミンEになりますよ。
ここでも油と一緒に摂ることで、効率よく栄養を摂取出来ますよ!
また、枝豆と一緒に調理することでビタミンCをより多く摂ることが出来ちゃいます。
効果③むくみが改善する
塩分を摂りすぎてしまい、体の中に水分をため込むことがむくみの原因です。
むくみを解消するには、カリウムを摂取し余分な塩分と水分を一緒に排出するしかありません。
水に溶け出てしまう性質があるカリウムは、煮汁ごと食べられるスープや、カリウムをプラスで摂取できる小豆と一緒に調理するのがおススメ!
効果④便秘が改善する
便秘改善に役立つ食物繊維が、かぼちゃには豊富に含まれています。
食物繊維には整腸作用があり、便の材料になってくれるのでお通じ改善の手助けをしてくれますよ。
かぼちゃの皮にも食物繊維が含まれているので、しっかり食物繊維を摂るなら、皮ごと調理できるメニューがおススメ!
まとめ
- 野菜を切るための菜切包丁は簡単にかぼちゃを切ることが出来るのでおススメ
- ステンレスは衛生的で扱いやすいが研ぐのが難しく、硬い食材を切るとき滑りやすい
- セラミック素材は軽くて錆びないが、硬い食材を切るのに向かない
- 鋼材は切れ味が良く研ぎやすいが、かぼちゃを切るときはコツが必要
- かぼーちょうはかぼちゃを切るための包丁で菜切包丁の次におススメ
- 片刃と両刃の2種類あり、持ち手も自分の手のサイズに合ったものを選ぶ
- 丸ごと1個切るときは濡れ布巾をまな板の下に敷きヘタからずらして切る
- レンジを使うとかぼちゃが柔らかくなるので丸ごと1個でも簡単に切れる
- かぼちゃに含まれる栄養素には、免疫力アップ・肌の健康を守り老化防止ができる・むくみや便秘の改善などがある
家で毎日料理をしている私でも、菜切包丁やかぼーちょうという種類があることを知りませんでした。
種類を知っていたら刃こぼれすることなく、包丁を買い換えることもなかったのにと悔しい気持ちです。
みなさんはこれを読んで包丁の種類を失敗せず、かぼちゃを切って美味しく食べてくださいね。
他の包丁と違い、持ち手が高く設定されているので、上から力を入れやすく難なくかぼちゃを切ることが出来ますよ。
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