人参の皮むきが必要なしの理由!気になる際の皮のむき方や保存方法も!


色鮮やかで栄養豊富な人参は、お料理で大活躍♪こんなお悩みはありませんか?

  • 人参の皮むきは必要なの?
  • 残留農薬の心配はないのかしら?

人参の皮むきは、必ずしも必要ではありませんよ♪

皮も栄養豊富なので、二重にむいてしまうともったいないですよ。

本来なら食べられる部分まで捨てて、知らないうちに生ゴミも増やしている…なんて事は避けたいですよね。

人参の状態や、作りたいメニューなどにより、判断もかわりますよね。そこで、皮むきが必要な場合も併せてご紹介することにしました。

この記事の内容
  • 人参の皮むきが必要ない理由と栄養素について
  • 皮むき方法4選とその後の保存方法3選を紹介
  • 皮を活用したレシピ

ピーラーが苦手な私でも、安全にむける方法があります!あなたも試してみてくださいね。

目次

人参の皮むきが必要ない理由!3つのメリット

人参の皮むきは、実は必要ないことを知っていますか?理由は3つあります。

  • 農薬の心配が無い
  • 皮にも栄養がある
  • ゴミ削減になる

土がついたままで販売されているものや、畑で収穫してすぐの場合は、皮むきをしたくなりますが、人参の皮ごと食べることもできますよ!

お味噌汁の具に使ったり、カレーなどの煮物に使えば、皮が苦手な人でも気になりません♪

では、人参の皮むきが必要ない3つの理由を、順に詳しくみていきましょう。

農薬の心配が無い

お店で販売されている人参の多くは、出荷前にキレイに洗って、薄く表面を皮むきしています。

残留農薬が残っているのでは?と心配の声も聞こえてきそうですが、心配ありません!安心してくださいね♪

表面の乾燥によって出てくるシワがあると、いかにも皮がついてるように見えますが、実は人参の本体なのです!

皮にも栄養素がある

人参には、ビタミンやカロテンなどの栄養成分が、たっぷりと含まれています。

人参を英語ではCarrot(キャロット)と言いますが、その語源は、「カロテン」からきています。

カロテンを摂ると、ビタミンAへと体内で変化します♪

ビタミンAは、免疫力をアップさせ、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれる大切な栄養素。疲労回復やアンチエイジング効果も!


また、食物繊維やカリウムも含まれていますので、高血圧を予防する効果もありますよ。

本体と同じく、人参の皮にも栄養が豊富に含まれています。皮膚や粘膜を守ってくれるビタミンC、グルタミン酸なども含まれています♪

ゴミ削減になる

皮むきをせずに食べると、生ゴミの量も減らすことができます。

環境にも優しいですし、わざわざ食べられる部分を捨ててしまっていたとしたら、積み重ねを考えても、本当に勿体ないです!

必要ないと分かっても来客時に見栄えのいい料理にしたかったり、土付きの人参を頂いてどうしても皮が気になったりするときありますよね?

次の章では、そんな時の用途に合った皮のむき方をご紹介していきます。

人参の皮むき方法はピーラーを含めて4つ!むき方解説

こちらの章では、人参のカンタンな皮むき方法を4つ紹介しますね。アルミホイルを使うユニークな方法もありますよ。

  • ピーラーを使う方法
  • 包丁を使う方法
  • スプーンを使う方法
  • アルミホイルを使う方法

私が実際に4つの方法を試してみて、最も楽しかったのは、スプーンを使った人参の皮むきです。

お料理が苦手な私でも、ササッとキレイに仕上がる面から選ぶなら、ピーラーが1番だと感じました♪

では、ピーラーを使う皮むき方法から順に、詳しくみていきましょう。

ピーラーを使う方法

皮むきで一番最初に考えるのはピーラーですよね。ただし指も一緒に切らないように、持ち方には気を付けましょう!

持つ場所の面積が広いほうがよいので、人参のヘタをカットする前に、まるごと皮をむくと、時短にもなり、むきやすいですよ。

利き手でピーラーを持ち、もう片方の手で人参を持ちます。太い部分から細い部分に向かってピーラーを滑らせましょう。

では次に、ピーラーが苦手な人でも安全にむける方法をご紹介しますね。

ピーラーが苦手な私でも出来る!カンタンな使い方

手軽に皮むきが出来るピーラーだからこそ、自分の指まで切れそうで怖い!と思っていませんか?

料理が苦手な私は野菜を持つ手が滑りそうで、毎回緊張してしまいます汗

そこで、自分なりに工夫したポイントをご紹介しますね♪

  • 面積が広い方から狭い方にむく
  • まな板の上に野菜を固定してむく
    • 転がりそうな場合は縦一列に厚めに切り、底を作り安定させる
  • 大きめのフォークで野菜をさしてむく

いづれかの方法を使えば、苦手なピーラー使いも少し安心してむけるようになりましたよ!ぜひ同じ悩みの方は試してみてくださいね♪

包丁を使う方法

包丁を使う人参の皮むき方法を、こちらでは2種類紹介します。

  • 桂むき(かつらむき)
  • 人参まるごと!縦に皮をむく

では、桂むきから順に説明していきますね。包丁が苦手な私も挑戦してみました!

桂むき

横に幅広くむいていく桂むき(かつらむき)という方法があります。

幅広く包丁を入れるのが難しい場合は、4~5センチの輪切りにしてからむきます。

こちらの写真は、料理苦手な私が実際にむいた時のものです。人参のかつらむきは、思っていたよりも難しかったです!

なぜなら人参は、表面もかたくて滑りやすいからです。力まず、焦らずに少しずつすすめていくこともポイントです。

刃の角度が下むきになりすぎると、皮が深くなってしまうので、力加減を調整しながら、丁寧にむくと良いですね♪

4~5センチでも広くて怖い!というときは、3センチ程度の輪切りから練習して、だんだん幅を広げていくと良いでしょう。

人参をまるごと!縦に皮をむく

包丁を使って、人参をまるごと縦方向にむいていく方法もあります。では、手順をみていきましょう。

STEP
表面をキレイに洗い、人参のヘタを切り落とす
STEP
人参と包丁を手に持つ
  • 人参の太いほうを、利き手のほうに向けて持つ
  • ヘタの切り口から包丁をいれる
  • 人参を、反対側の手で人参を押しながら皮をむいていくとスムーズ

私の場合は、桂むきと比べて、縦にむいていく皮むき方法のほうが、簡単だと思いました♪

包丁の刃の当て方の写真だけでは、なかなか伝わりにくいものです。

オススメの皮むき動画もありますよ♪次をご覧くださいね。

人参の皮むきのやり方を解説!オススメ動画

ピーラーの安全な使い方や、人参の使いたい場所のみ皮をむく方法、包丁での皮のむき方を説明している動画がありますので、是非参考になさってくださいね。

とても丁寧な解説ですので、初心者さんにも安心ですね。では他の方法もみていきましょう。

スプーンを使う方法

大きめのスプーンを準備しましょう。洗った人参の表面を、スプーンでなぞり削っていくだけです。

気になる部分があったら、スプーンを使った皮むきで、じゅうぶんキレイになりますよ!

力加減によって、むきたい皮の深さを調整しましょう。

うすくむきたい場合

人参の葉がついている方向(太いほう)から、なでるようにスプーンをスライドさせます。

薄い表面のみを、取り除けますので、皮の栄養素も摂取できますね♪

料理の際に、お子さんがママのお手伝いをしたい場合にも、スプーンなら安心ですね。

刃物を扱うことに苦手意識がある方にはもちろん、お子さんと一緒にお料理タイムを楽しむことができるでしょう♪

しっかりとむきたい場合

しっかりとむきたい場合は、人参の根のほうから太い部分への方向にスプーンを動かすと良いでしょう。

深くむきたいからといって、必要以上に力をかける必要はありませんよ。

特に、人参の根元が細い場合は、力加減に注意しましょう。

アルミホイルを使う方法

アルミホイルをくしゃくしゃに丸めて、人参の表面をこする方法もあります。

見た目でどのくらい削れているかがわかりにくいので、表面が湿っている部分は、むけていると判断するようにしましょう。

キャンプなど、アウトドアを楽しむ際に、道具を忘れてしまった!というような非常事態でも、アルミホイルで皮むきができる事を知っていると便利ですよね♪

こちらの章では、人参の皮をむく4つの方法をお伝えしました。

さて、人参の皮をむいたものの、残ってしまった場合はどのように保存していますか?次の章では、保存方法をご紹介しますね。

人参の皮むき後の保存方法3選!長期保存なら冷凍!

人参の皮むき後も保存できる方法を3つお伝えします。

  • 常温で保存する方法
  • 冷蔵庫で保存する方法
  • 冷凍庫で保存する方法

人参を皮むきしたまま残ってしまった場合、そのまま傷んでしまうともったいないですよね。

皮むき後も、人参を最後まで美味しく使いきれるよう、ぜひ試してみてくださいね。

常温で保存する方法

皮をむいたあとの人参を、常温で保存する場合は冬場が適しています♪人参の葉っぱは、先に取り除いてくださいね。

皮をむいた人参を1本ずつ新聞紙で包んで、ビニール袋などに入れて封をします。

涼しくて暗い場所に、立て掛けておくと、2~4週間程度は保存することができます。

夏場の常温保存は、保存する場所によっては人参がいたみやすくなりますので、以下に紹介する方法にするか、早めに使い切ってしまいましょう。

人参の葉っぱも、キレイなものは天ぷらなどで美味しく食べられます♪葉っぱは、さわやかな風味がしますよ。

冷蔵庫で保存する方法

冷蔵庫で保存する場合も、常温保存するときと同じ流れとなります。葉は切りおとして取り除きましょう。

もし、土などがついていたら、キレイに洗って汚れを落としてくださいね。

表面の水気をしっかり拭き取り、新聞紙に1本ずつ包み、ビニール袋にいれましょう。冷蔵庫に立てかけて保存すると良いですね。

人参が湿って汗をかいている様子がみられたら、水気を拭き取ってくださいね。1~2週間程度は持ちますよ。

冷凍庫で保存する方法

皮をむいてしまった人参を冷凍庫で保存する場合は、いったん茹でて、あら熱をとり、フリーザーバックなどに入れておくと、1ヶ月程度もつので便利ですよ。

冷凍したものを、すぐに調理したい場合は、お好みで予め切っておくことも良いでしょう。

もちろん、生のまま保存して、解凍後調理をすることもできます。

しかし、冷凍することによって食感が変化してしまうことがデメリットとなります。

これは、野菜に含まれている水分が凍ることによって「氷結晶」が発生し、再び溶けた時に、野菜の食感がスカスカになり、なんだか水っぽい状態に変化してしまうのです。

冷凍保存は長持ちしますので、使いたい量を少しずつ調理に利用することも出来て、とても便利です。

人参が余ってしまったり、使い切れない場合にも、ぜひ試してみてください♪

次の章では、人参の皮を使ったレシピ例「にんじんの皮きんぴら」を紹介しますね。

人参の皮を使ったレシピ例「人参の皮きんぴら」

人参の皮を捨てるなんて勿体ない♪皮も美味しく食べれる「人参の皮きんぴら」のレシピ例をご紹介しますね。 

美味しいと、家族にも好評でしたよ♪

大人数用に料理して、人参の皮が多く出てしまったときや、凝ったレシピは避けたいけれど、おかずを一品加えたい時などにも、サッと作れて魅力的です。では材料からみていきましょう♪

材料(約2人分)

  • にんじんの皮(3~4本ぶん)
  • ごま油 大さじ1
  • しょうゆ 小さじ2
  • みりん 小さじ2
  • 白いりごま 適量

では次に、人参の皮きんぴらの手順をご紹介します。人参以外にも大根の皮でも同じように作れますよ!

STEP
人参の皮をキレイに洗って、細切りに切る
STEP
ごま油を熱し、炒める
  • フライパンにごま油を熱する
  • 細切りに切った人参の皮を炒める
STEP
醤油とみりんを加える
  • 油が全体的に回ったら、しょうゆとみりんを加える
  • 汁気がなくなるまで炒める
STEP
白ごまをかける
  • 器にもりつけて、白ごまを適量かけたら完成♪

とてもカンタンなレシピで、うれしいですね!料理が苦手な私でも美味しくできました♪

お好みで、ほんのりと砂糖の甘みを足してもいいでしょう。途中で様子をみながら、少しずつ味を調整してみてくださいね。

冷凍庫でストックしている人参の皮を使っても便利ですよ。

解凍して調理する場合は、どうしても水分が出てしまうので、フライパンで先に人参の皮だけ乾煎りするとスムーズです。

まとめ

  • 人参の皮むきが必要ない理由は、出荷前に洗って表の薄皮をむいているから
  • 残留農薬の心配がない・皮にも栄養素がある・ゴミ削減につながる3つのメリットがある
  • 皮には、本体同様に食物繊維やビタミンCなどの豊富な栄養素がある
  • 人参の皮むきは、ピーラー・包丁・スプーン・アルミホイルを使う4つの方法がある
  • 皮むき後の人参を保存する際は、常温あるいは冷蔵なら新聞紙とビニール袋・冷凍ならフリーザーバッグが必要
  • 常温(冬季)・冷蔵庫・冷凍庫にいれる3つの保存方法がある
  • 皮は「きんぴら」にするレシピ例の他、味噌汁の具やカレーなど煮物にも向いている

いかがでしたか?場合によっては、皮をむきたいこともありますので、その方法やレシピなども、あわせてご紹介しました。

ありがたい自然の恵みに感謝して、環境にやさしく、健康な毎日を過ごしていきましょうね。

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